June 27, 2007
きっと未だ彷徨っているだろうあなたに。
人が死んで、49日彼方に行くまでに彷徨っているとか。あなたは今、魔法の翼を与えられ、一瞬にして合いたい人のもとに駆けつけることが出来るんでしょうね。
この中有(ちゅうう)を飛びまわれる間に、いつでも待っていますよ。
春先、名古屋からやっと大好きな札幌に帰ってきて、これから又みんなで楽しく飲めるね・・・なんて。
ゴールデンウイークが終わったら稚内から戻ってくるよ・・・とか、つい一月前まで普通にコミュニケーションしていたのにね。
みんな、自分の寿命は分からなくて、あなたは、そんな気配を感じていたんでしょうか。 心臓って、エンジンだもんね。
身体は辛かったんだろうか?昨日、通夜帰りのみんなが来てくれたから、店の奥から写真を探し出したよ。
みんなで、キリンビール園の前で撮った集合写真。1998年だ。みんな若かったね。
その日はパークゴルフコンペしたんだ。お金持ちゴルファーっぽい衣装だったね、確か。
なんだか、その日の景色の色が鮮明に甦る。
身体という衣装を脱ぎ捨てて、ずいぶん気軽になったろうね。もう、痛いも、辛いも、苦しいも無いもんね。
なんだか、同い年の貴方が急に旅立って、死はますます身近に感じるようになりました。
お店で騒いでいるから、楽しくやっているから、いつでも入っておいで。そのうち、同じ立場で会えるよね、きっと。
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