September 13, 2015
復帰第1戦は、筆談。
メモ帳に、どんどん書いて行くの。お客様に。
こっちが囁いたら、向こうも小さな声で囁き返してくれる人、
わたしの走り書きメモ読みながら、普通に喋り帰してくれる人。
メモ読んで、ボールペンを取ってその下に書いてくれる人。
色んな対応がありました。
しかし、喋られないというのは 伝えるのに非常に苦労することが分かりました。
ちりりん~っていうベルも有効ですね。
でも、数日で良くなると思うしそこまでいらないけど。
親せき筋に喉頭癌でもう亡くなった方がいて、
声帯も取ってしまったんで暫く筆談をしていました。
子供用のお絵かきノートを渡すと、大きな文字で紙いっぱいに書いていました。
小さな紙だとそれに対応して書いたんだろうけど。
ある日、奥さまと喧嘩して、(これも筆談喧嘩だろうけど。)
蕎麦を出前するしないで、おこった奥さま、『勝手にしなさい!』って言ったんですって。
しかし、声帯の無い人は勝手に電話できませんから、
奥さまも息子さんに意地悪するなとたしなめられたそうで、
声が出ないは、ひじょうにモドカシイ気持になります。
コミュニケーションが取れないのは本当に大変。
自分で本を出した筆談ホステスさんが有名ですが、
その苦労が少しは体験できました。
でも、私は耳が聞こえるのでまだマシなのね。
長く生きると、色々具合が悪くなったりしますが、そんな時、いたわってくれる優しい人に
会えると嬉しいですねえ。
わたしも、
自分から進んで手を貸して上げれる人間にならなければいけないと常々思います。
人を助けることに勇気を出さなきゃいけないなんておかしなことね。
日頃慣れておかなきゃ駄目だってことね。
自分が元気で逞しくないといけないってことね。
ま、この度ひじょうに良い経験をいたしました。
おかまバー→子守→ゴルフ→感染
気をつけよう。
Comments
No comments yet
トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。
もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.