Special Pub すすきのSTORY

春なのに連日の雪とは何じゃろな？

　昨日の深夜、とおるちゃんが私の携帯に電話してきた。　
　『ともちゃん、俺ね、ぼったくられたんだよ。』そうかそうか、可哀そうに、近くにいるならおいでなさいよ。
　とおるちゃんは、しょぼくれた顔をしてやってきた。
　カウンターには、すーさんとイクミ。　うんうん、最近そういう話聞くよね。どういうやられかただったんだい？
　『うん、酔っ払って駅の方向解らなくなって、そこにいる女の子に聞いたんだ。そしたら誘われて、うん、行ってもいいかなって思ってついていったんだ。』うんうん、それから？
　『小１時間ほどいて、２万７千円って言われたの。』
ここの時点では、とおるちゃんは可哀そうな男だと同情もした。流行の小ボッタだよねーとか言って。
　『だから、お金が無いけど、今日は智ちゃん送ってあげるよ。』まあ、チケットあるらしいからね。あんがと
　『でね、俺も持ち合わせないから、有り金だけ置いて出てきたよ。後はあんたが何とかしなよって言ってやったんだ』ふーん。　で、いくらだしたのさ？
　『ななせんえん・・・』
・・・・・・・・・。・・・・・・・。・・・・・・。（三人分）

ゼンゼン可哀そうでなくなった私。
あと１０回くらいボラレテみろ！
非情なライセンスかね。
あんた、はんぱな酔っ払いじゃないからね。ふんふん！

　さてさて、今週終わりだ。薄野のデパートにお買い物でもしに行ってみよう。
　明日は、私にとって世紀の大イベントがあるんだよ。
　
平穏な人生。願っても叶わず。隣の芝生は青い。
そう、みんな一緒。今、幸せな貴方も、不幸と隣り合わせ。
　ポジティブに生きていこうよ。手を取り合って。