January 12, 2010
大江健三郎 水死
これが、新春1番に買った小説です。これから読みます。NHKスタジオパーク(だったと思う)に、ノーベル賞作家がゲスト出演したところを見て、興味を持ちました。
1994年、ノーベル文学賞受賞の年、本屋でチラ読みをして、難しそうで手を出さなかった記憶があります。
なんとも、気難しそうな学者然に見えたし、女子アナも いつもと違う いかにも才女という感じの人に代っていたので、
こりゃあ、局側も、ビッグなゲストに 特別かまえてかかったんだろうと思った。
最初から緊張のムードの中、女子アナの言葉に、それは君、使い方が違うよ!と、たしなめるし、見ている方も、まあ どうなるかしら?!と緊張したもんです。まあ、だんだん軟化していったんだけどね。
そして、この怪しげなタイトルの小説に、挑戦してみようと思いました。
文教堂さんに向かう途中、ちょっと、100円均一の店に立ち寄り、なんだか 胸と背中が押しては寄せる波のごとく嫌な痛みが走る、しばらく忘れていた症状に襲われ、早々とその店をでました。
だって、百均で倒れて死にたくない気がしたから。そこから、ゆっくり、その痛みを確かめるように、本屋に向かいました。
そうやって、何かを考えながら歩くと、何処までも歩いて行ける気がします。
何冊もの本を立ち読みしながら、痛みが早く遠くに去っていくことを願いながら、『水死』 も、開いて見ました。
やはり、大江健三郎 独特の言い回しに、頭を使わなければ読めないなと感じましたが、昔より 読みやすくなった気がしたのは、
彼の作品が大衆に受け入れられやすく書かれたのか、私自身が 大人になったのか、どちらなんでしょうね。
書き下ろしの本で、2000円もするんだよ。
私は、大きい版が好きです。本棚に並べても素敵ですから。
それと、もう1冊。
脳に悪い7つの習慣・・・現在、脳に良いシリーズが流行っていますが、これは逆のこと言っているの。
なるほどと思うところを抜粋して、スタッフ皆に見せてやろうと思っています。
どうしよう、SS才女の集まりになっちゃうわ!
Comments
No comments yet
トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。
もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.