May 01, 2009

メーデー

メーデーは、労働者の祭典。

   がんばろう 突き上げる空に
   くろがねの男の こぶしがある
   燃え上がる女の こぶしがある
   戦いはここから 戦いは今から ♪ null

と、歌いながら 組合活動というものを知ったのは、もう30年も前のことです。

春闘の最中は、9時ぴったりに仕事開始、
12時に、一斉ランチ、そして、5時ぴったりに事務所を出て、地下1階の食堂で組合大会。

団体交渉決裂したときには、みんなで外に出て、歩道から5階の会長室をみあげて、シュプレヒコール。

会長は、○○を ××しろ〜!! と拳を空に突き出しました。
18歳の私は、なんのことやら分からずに、先輩のとおりにやっていました。

そして、メーデーは 大通り公園に行き、日本銀行前まで行進し、シュプレヒコール、おー!!

そっから、北洋銀行(昔は北洋相互銀行といいました。)の本店に行って、第1組合が どーの 第2組合がどーしたと、叫び、 そのうち黒塗りの街宣車がやってきて、

おまえら、何をやっているんだ〜!! と、凶暴にガナるんで、怖かったです。
がなるって、もしかして、方言ですかね???

あのころの、5月1日は、寒かった。 温暖化が叫ばれる昨今、本当にそうだと思います。

今は、こんなことやっていたら、会社が駄目になっちゃったり。

発寒川河川公園や、ことに神社、あちこち1時間かけて徘徊し、家の近くの桜を見上げながら、思いました。

願わくば 花の下にて春死なん・・・
ああ、こんな季節に死ねる人は幸せだなあ。
重たい体を脱ぎ棄てて、春爛漫を飛びまわり、やがて故郷に帰っていくの。

この、1年で最も美しい時に死ねる人は、幸せだと思います。

Posted by tomoko at 04:39 PM | from category: 日記
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