July 31, 2006
●からす ●烏 ●カラス ●鴉
ちょうど1週間前。 奈井江カントリーゴルフ場6番あたりのホール。当りだけ良かったドライバーショットは ぐんぐんとスライスして、林につっこんだ。 きゃでーさんはいない。自分で探さなくっちゃいけないので、大体あそこら辺りと目星をつけた。
しかし、けっこう飛んだので歩いているうちに なんだか どこだか わからなくなった。
彼は1本の樹の地上から2メーターくらいの幹にとまって向かってくる私を見た。 ビロードのような光沢をもつ羽毛をまとい利口そうな黒い瞳に私は挨拶をした。
『かーくん、あたしのボールを知らないかい?』
ま、カラスが答える筈もなし。 わたしは、林の下の6センチほど伸びた草むらを探した。 すると外人のしゃべる英語の(R)の発音のかんじに後ろから声がした。
『あ‐る』 ん?!どこ?声の出先はあの貴族のようなカラスだった。 高所から見下ろしているので良く見えるらしい。 どこどこ? かれの視線の先を探すことにした。私はすっかり、彼の親切に感謝している。 『あ‐る あ‐る』 ボールに近づくとますます大きな声で叫んでくれた。そこには、しっかりと私の打ち込んだボールが落ちていた。
まじです、まじばな
ますます、カラスに興味が湧いてきた。
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