Special Pub すすきのSTORY

天国は遠いが地獄は足下にある

金曜日のお誘いだったので、十分な準備をせず、計画性もなく
おんぶにだっこで、昨日の日曜日、
雨竜沼湿原トレッキングにお供しました。
なんと素敵そうなお誘いでした。前日、登山用の衣服を買いに行きました。
天国のお花畑を見たくって、頑張って険しい山道を登りました。
気温は２５度。７月と言うのに寒々とした日々が続いて、週末からやっと夏がやってきたので、
身体も慣れていなかったようです。滝のように汗が流れ落ちました。
やっと頂上に着いて、歩を進めるにつれ偉大なる湿原の風景が広がってきました。
感動のあまり涙が溢れ出てきました。
エゾカンゾウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメなど咲いていました。
広い湿原を長いこと散策し、また板の道の歩きにくい貼り方にしばしば足を取られバランスを崩しながら展望台を目指します。
ここもまたキツイ登りでした。途中、太ももに違和感を持ちながらも何とか到着。
ローソンで購入したおにぎりのなんと美味しいこと！
熱い味噌汁も頂いて、眼下に広がる湿原を堪能しました。
さてここからです。
遮るもののない原で、熱中症になってしまったのか、板の道で太ももがつって、歩けなくなりました。
漢方薬や、塩、ブドウ糖、水を頂いて、おぶってもらったり、とんでもない御迷惑をおかけしながら、小一時間も遅れてしまい、休んでいるうちにようやく歩けるようになって、下山することが出来ました。
山男は優しい。山女は逞しい。
山で起こった事柄は人生の教訓になり、他人の優しさに触れて素晴らしい思い出になりました。
そして、懲りないで又おいでって、
ほんと涙が出ちゃうなあ・・・。