June 23, 2006
そうよ、あや、川口君まぶしい。
おかしいな。夏が来ない。雨ばかりだ。中田君、倒れこんだまま空を見つめいったいなにを思っていたのか。終わったね。さて。。。
亀蔵日誌 告白編
亀蔵はゆっくりと立ち上がり、イチイについた枯れ枝を払いながら目深にかぶった帽子を脱いだ。振り向きざまに、姐さん、これを取ってしまおうと思いましてね。
亀蔵の右額からまぶたを通って頬にまで、大きく黒い痣があった。いつから生まれいつの間に顔半分に広がったのか彼も覚えていない。
別件で行ったお医者に紹介されました。もうすでに2回手術をうけましたよ。 あら、ぜんぜんお変わりありませんのね。どんな風?なにをするの?
ええ、そりゃあ拷問です。痛いなんて半端じゃない。なんだか透明なシールを張り詰めて、2時間貼ってりゃ麻酔になるとか言われましてきっちり張りました。いざ、レーザーを撃つと恐ろしく痛い。まるで、輪ゴムを思いっきり引っ張って機関銃のように連続パッチンでした。血は吹き飛ぶわ、叫びたくなりますよ。
他に麻酔なんてないの?あなたの苦しいお顔見て、お医者さん手元が狂わないのかしら。
物語る亀蔵の瞳が輝きだした。
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