December 16, 2007
12月も半分切りました。
いくみさんが、マル9年ですって。思えば、昔、まっきんきんのプードルヘアの女の子をスカウトした。
もう、人手が足りずこんな子供でもしょうがなかったが、思いのほか頑張りやさんでつかいものになった。
バブル景気がいまだ冷めやらぬ金のよく動く時代だった。
ある日開店準備をしていると、おばあちゃん・・・から電話があった。
いくみの祖母ですが、いくみを首にしてください。
なんですって!!! そんな〜 絶句!!
なんだかうやむやに その場を切り抜けたが。
数日たって、長靴を履いた猫ならぬ、ちっちゃい婆ちゃんが、店先に仁王立っていた。
ほんとは優しいお顔をしていたがね。
いくみを辞めさせて下さい。先日、コンビニを遅刻したんです。
・・・・・・・・・・・・。
ありえないことが突然に襲ってくると、どうしてよいか分からなくなる。
その後、数日経って、見知らぬ若者が来た。
いくみのいないのを見計らって差し向けられたスパイだった。彼はいくみの従兄弟である。
いくみの家族は総出で、いくみを守ろうと すすきのSTORYを偵察したのだった。
なんとか 合格点をもらった私は、
それから彼女との長い長い付き合いが始ったのだ。
東西の長谷川。長谷川祭。