June 29, 2010

登山で大失敗


このところ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
私はふらりと気が向いて登山へ出かけてきました。

札幌の近所で手軽に登れる山へ、
と考えたのですが大失敗でした。
ヘタをすると遭難騒ぎに発展していたかも知れません。
自戒の念をもってUPします。

定山渓天狗岳(1144.9m)

1000mくらいだから手軽に登れる
という勝手な想像の元、秋葉原を歩くような
短パン、Tシャツ、緑茶1L、おにぎり4個、携帯、カメラ、帽子、スポーツタオル
という装備でした。履物は運動靴。

まずは入口ですが定山渓温泉から小樽に向かう道路を入り
豊羽鉱山方向を目指します。入口は見落としてしまうほどの場所。



車を置いてから登山道入り口まで徒歩30分行きはよいよい帰りはつらかった。
遠くに見えるは目指す山頂です。


入口の看板の横にある登山口は見落しそうなほど細い。
ここまでかなり歩いた気分になります。



登れたのはこの景色のところまで。
あと10分くらいで頂上だったらしい。

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やっと急こう配の道が終わりました。時間は午後5時を過ぎていました。
山では太陽が尾根の向こうへ沈んでしまい意外にも暗い。
駐車場までの林道には紫アゲハが舞っていました。



何があったかというと・・

急激な脱水症状と筋肉痛です。
登山していて、汗が出るので水をひたすら飲みましたが
その後に吐き気が襲ってきて水が飲めなくなった。
その後に両足が痙攣。どの方向に曲げようとも叫びたくなるような激痛。
両足の痙攣(足がつった)は時間をかけてストレッチして1歩ずつ歩きました。
急傾斜の獣道なので場所によっては後ろ向きに降りた。

両足がつっている状態なのでまともに歩けない。
すぐに転ぶ。打撲する。突き指する。
崖のふちは思った所へ足が運べなく、足を滑らせ転落する。
これが遭難の始まりか・・。

携帯は圏外、通りかかる人もいなくなり
尾根が深く、ヘリで捜索されてもきっと見えないし
ヘリでは降りられないほど沢が深い・・
明日の新聞に載るのはいやだなぁ・・などと考えがよぎる。

反省は以下の通りですね

?体力が低下している
   ディスクワークの毎日で身体を運動させていなかった。
    すっかり体力が衰えていた。
?装備が貧弱
   せめて靴と服装くらいはTPOに合わせて、もう少し本格的なものが必要。
?コースを軽く見ていた
   1000mクラスということでピクニック気分だった。
   定山渓界隈の山は原始林に近くコースが険しい。
   本格的に登る気構えが必要。

今日は筋肉痛が激しく這って歩いています。
普段でも疲労が激しく、這って歩いているので普段どうりの生活に
変わりありませんけどね。

参考にしたHP
http://www3.ocn.ne.jp/~khase/index.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~jaja/tanosiiyamanobori.html