May 26, 2009

帰り道はアキバ経由

上野の山から御徒町、秋葉原とガード下を歩いて帰った。

秋葉原へ通いだしたのは小学生のころ。
だから秋葉原とは40年来のつきあいになる。

あの頃は今のような通販がなかったので
欲しい部品があると電車代をかけてここまで
買い物に来なければならなかった。
複合管の6BM8をステレオ用に2本買って
大事に持って帰った覚えがある。

今日は少し通り道を変えて歩いたら
メイド喫茶が乱立する通りに出てしまった。
なんだか恥ずかしかった。
決してこんな街じゃなかったはずなのに。

そして久しぶりにガード下の3坪部品屋を覗いてみた。
相変わらず部品屋のおじさん達が暇そうに店番している。
なんたって平日だ。

そこで部品の説明を聞いている、見るからに学生風の客。
そーーだ、学生も駆け出しのメーカの設計社員も
皆ここのおじさんたちに部品の買い方、選び方を
教わって一人前になっていったのだ。

そんなことを思った。

西洋美術館はおお賑わい

TVで宣伝をしていたので、見に行ってきました。

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入るのに1時間待ち。鑑賞に1時間。

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それ以上は疲れ切っていてとても立っていられない。

人だかりが一番多かったのはフェルメールの「レースを編む女」
私は2年前のフェルメール展で見ていたので、そこはパス
20センチ四方くらいの絵なんですが緻密です。

2年前の展示のときは17世紀の風俗の解説があったりして
とても面白かったのですが
今回のルーブル美術展はそのような解説があまりなく
時代背景がよくわからなかった。

17世紀といえば宮廷画家がほとんどで
権力のある人やとてつもないお金持ちが自画像を描かせたり
宗教系の絵を描かせて教会の威厳を高めようとするものばかり。
庶民を描いたものがあまりありません。

なんて事を解説して欲しかったなぁ。
どんな時代だったのか・・・・・
大航海時代から100年以上後のお話です。

絵画鑑賞も体力が無いとできないもんですねぇ。