May 30, 2015

彼の初めての運動会が終わった。

去年は、園で断トツ早かったもんで期待は否が応でもふくらんだ。
かけっこ 50M走、なんだか回転数が遅い。
並ばれる、となりをみる、抜かれる!!
なんだか、おかしな走り方だ。こんな奴じゃなかったのに。
リレーの時間になった。
選ばれれてリレーの選手になったのに、以前の俊敏さが無い。
足の回転数が遅い。いったい誰に何を吹きこまれたんだろうか?
彼のリレーが終わった。
はたから見ても優雅に走って競争の気合いが入っていない。

もう一人、キラリンは。
けっこう去年はどんくさい感じがした。
スポーツ音痴かなとも思っていた。
プログラムに自書した目標は、かけっこで1等を取る!
有言実行、彼は成し遂げた。
大きな自信になったことだろう。

さて、初めての運動会、カケルの小さな胸はどんなふうに騒いでいるんだろう?
走り方が変わったけど、どうしたんだとの問いに、
もも上げをすることと教えられたそう。
彼の小さな頭の中は、1等賞より もも上げで いっぱいになっていたのだ。
さて、1年後のカケルの成長はいかに?!

目先も必要。
未来も必要。
いつやるか?
時を読むというのは難しいもの。教えるというのは難しいもの。
余計なことをしないでくれと、じいさんは怒るから、
若い先生の『もも上げ提案事件』は、そっと伏せておこうと思います。