February 16, 2015

札幌ブラスバンド定期演奏会

きのう、うちのナオミ嬢を連れて、嵐の中、キタラに行きました。
背高のっぽで、お髭がお似合いの 茂ちゃんの演奏会です。
毎年楽しいプログラムで、今年はどんなかな〜って思っていましたが、
2部は語りと合唱が入りました。
で、一部は、思いっきり演奏したんですね。
演奏会の始まりは、まだ集まらないお客さんのために、待っててやるから早く来い!な感じの曲をやるって聞きました。
軽いマーチから始まり、四曲目が交響曲。
『母なる北方の大地ー全ての生命を讃えて』 という、陸上自衛隊北部方面音楽隊の創立五〇周年を記念して
八木澤教司さん作曲の四つの楽章で構成されています。
これは素晴らしい演奏でした。
もう一度聞きたいなあ。と思っています。
二部は、私の大好きな宮沢賢二 銀河鉄道の夜を
少年少女&混声合唱団と、アナウンサー五十嵐いおりさんのナレーションで構成されていました。
なんどもなんども読んだなあ。
ナオミ嬢にも読ませてあげたいなあ。銀河鉄道の夜の完全版。
涙があふれてきました。ああ、本当の幸いに出会えた良い日でした。

指揮者の米田浩哉(ヨネダヒロチカ)さんは、現在新川高校の音楽教諭です。
楽しそうで素晴らしい指揮ですよ。

あの、サムラゴウチという男が、耳の聞こえないふりをして世間を欺いていた事件ありましたね。
NHKの特番で、時折頭が割れるように痛いだとか暗い部屋に籠って苦悶している映像が流れて、
ああ、ベートーベンは こんな風だったのかなとか、この人も試練に耐えているんだなとか、
心から気の毒に、そして感動させられたもんでしたが、
今更ながら、腹が立つです。

ばっきゃろーーーーーー!