September 26, 2007

今日のお蕎麦

た ぐ と

りんご倉庫の中にある。
今は、りんごじゃなくて、お蕎麦屋さん
手打ちの更科
なんてなんて細いんでしょう!!
パスタで言えば、1.4?ってくらいかしら。
以前、焼き肉屋さんだった。
きっと昔は喫茶店だったカウンターで一人座る。
若いオーナーのセンスが店の造りだけじゃなく、
創作蕎麦に活きている。
たぬきつ・・・って、狸と狐の共存。
揚げたての 海老風味のカキアゲが、さっくりとっても美味しくて、狐の耳みたいにおアゲが2枚。
ミョウガの刻みと、青い細いネギがざくざく 嬉しい。
ああ、美味しかった。
ごちそうさま。
久しぶりに、ほんとにお勧め店です。
   

昨日、旭岳に初冠雪

どうりで寒い1日だった。
久しぶりに日記をつける。
今年のナナカマドの実の成りが少ないのは、繁茂した枝を、亀蔵が潔くすっぱり かっさばいてくれないからだろうか。

あれは先週の土曜日。
大切な友人に、浮かれた自分の祝い事mailを送った。
翌日、また浮かれて卓球応援に行っていた私に届いたのは、おめでとう という言葉と、不幸があって返信が送れた旨。
聞くと、娘さんが亡くなった。ことだった。

私は、ごめん・・・  としか言えなかった。

それから、ずっと考えていた。
大切にしていた娘さんを亡くした彼女のこと。
どうしても死を選ばなければならなかった娘さんの気持ち。

こんな、秋晴れの美しい日に、こんな綺麗な景色を眺めながら悲嘆にくれる人々がいて、
そういえば
満開の桜を見上げ、その木漏れ日にぬくもりを感じながら、兄の悲報を聞いた自分と重なりながら、

これが人生なんだ。

隣の青屋根には、ナナカマドが覆いかぶさって、
陽光が満ちて 青空が綺麗で
でも
少しだけ 窓を 開けると 空気がとっても冷たかった。