March 31, 2007

続八条庵を訪ねて西野の山を行く。

 昨日、よっちが例の蕎麦屋に行くと言っていたので、私も違う蕎麦屋を訪ねようと思った。
 お店で2件の情報が寄せられていたので、是非行きたいと思っていた。  発寒川を渡り、雪解けの水のざんざんと流れるさまに恐怖を覚えた。 河は恐ろしい。人間なんてちっぽけで、あっという間に飲み込まれてしまうから。
 びっくりドンキーから15分くらいの場所。昔の生協はリサイクルショップに変わり、その真裏にその店はあった。住宅街でゼンゼン目立たない。13時17分。並んでいる。私は6人目だ。事前にネットで調べたが、母子二人で切り盛りしている。手打ちだから大量生産出来ないだろう。店を暖簾越しに覗くと、玄関の中にも立って並んでいる。そこで、母さんと娘さん、もくもくと仕事すれども、この人数にはなかなか対処仕切れないだろう。
 25分ほど並んで、諦めた。平日、もっと余裕を持ってこよう。繁盛店の秘密を探るのだ。
 山を降りる。次の目標、『まほろば』に行く途中ギャラリーを覗く。作品は幼い。聞けば某短大の生徒さんの作品を展示するところらしい。
 まほろばで、天然酵母の食パンを買い、さっき通り過ぎた花月に寄る。赤は食欲をそそる色らしい。コンクリート打ちっぱなしのオシャレな空間はゆっくり食べられるほど静かな入りだった。
 あんかけ蕎麦。懐かしいな。京都では、あんかけうどんをよく食べたもんだ。雪解けの季節に外に並んで冷え切った身体に、あんかけはとっても暖かかった。