October 10, 2007

夜半、閉店間際のデパート前。

男が一人、歩道上で熱心に商品説明していたが、相手に逃げられた。
どうしたの  って歩み寄る私に見つかった商品。たまたま同じのを携帯していた ただそれだけで、我々は近しくなった。
そこらでお茶でも飲もうか・・・なんて、この前 けんちゃんに言われた言葉だ。 
いや、私の泊まっているところに行きましょう。
彼は、歩道の隅にぽっかりと空いている穴を指差した。
勇気を持って、降りてみる。丁度携帯していた2つの懐中電灯が役に立った。暗がりに目が慣れると、ミニカーに乗る子供と、その祖母らしき女。
踊り場を折り返すと又段差。ここから、それが始まっている。
地下通路にこんなにも多くの人間がひしめき合っているとは思いもよらなかった。結婚式やら祭壇やら、不思議と物売りはいない。まあ、買うお金も無いからでしょう。
目が慣れるとけっこう明るい。どんどん進む。
1度、地下街に上がる仕組みになっていて又地下に戻るが、その入り口には、宗教だか、教義だかを冒涜するものは進入禁止・・・のビラが貼ってある。
案内人の彼のことはもうとっくに忘れてしまっていた。
面白い空間。
わたしは、一人で進んでいく。
楽しんでいるうちに、mailがなって、携帯電話の時計は10月10日10時10分 だった。
けっこう 嬉しい目覚めだった。
そのご、おがっちのmailを呼んでいるうちに又気を失い、違う場所に呼び戻されたが、
呻くバラバラな女の死体(呻いているから死んでいないのか?)、入浴シーンあり、自転車で大根を買いに(秋です、漬物をせねばの大根)走るもあり、もうまとまりがつかない。
いくら桑ちゃんが、夢占いをしてくれたとて、納得の結果もでないだろうしね。
しかし、夢の薄暗がりはなんとも気持ちが良いものだ。