April 13, 2009

驚くほどに 艶っぽい・・・

 陽気に誘われ、トレーニングウェアに着替え、タオルを首に巻いて 本屋さんまで走った。
 20分で着いたのだが、そのうち 走ったのは、ほんの4分ほどだと思う。
 しばらくぶりのこの道。 裏路地も走ったりして、馴染みの道に出た。 タイヤ館という店が、オープンしたて。 隣には、チラシに入っていたが、ここなんだ。 餃子の『みよしの』さんがオープンしていた。
 
 今年は、いっぱい読書しようと思ったのが、数日前。 さっき読み終えた、『納棺夫日記』に感ずるところがあり、その 流れの本を物色するはずだった。

 文庫本のコーナーを行ったり来たりしながら、目に留まったのは、千鶴 という活字。 これが題名。
 女流作家の名前が書いてあって、 この 千鶴 という名前は 以前 亀蔵日誌のお嬢さん役で登場させたものだから、目を引いたのだと思う。

 幕末だったか、新政府だったかの時代。 落ちぶれた武士の奥方が、借金を返せず、身売りをする前に、債権者の 座頭に味見をされるところから始まった。
 何気に立ち読みを始めたのだが、切れの良いところまでと進めるうちに、 どうも、イヤラシイ。 どこまで行っても イヤラシイ。 まあ、切れの良いところまでだから、千鶴さんがどうのこうのまでは行かなかったんだけど、本を閉じて目を上げた。

 なんと、そこは 官能小説のコーナーであったのだ。

 私は、あたりを見渡したが、誰も、私の周りには いなかったのが、昼下がりとはいえ、まだまだ 陽の高い時間であったからなのだろう。
 ほんとうに、官能的な小説であった。 苛める・・・的な。

 土曜日は、久しぶりに ラフィラの地下2階。 民芸蕎麦屋の『八雲』 に入った。 カレー南蛮が食べたくて、トレーニングの後に立ち寄った。
 ここは、気持ちの良い接待をしてくれるところだと思う。 蕎麦もたんまり 入っている。