November 16, 2008

11月15日 真駒内カントリークラブ 空沼コース

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 朝、9時半。1組目がスタートした。
 思いがけない青空には ぽっかり白い雲が浮かび、 澄み切った初冬の空気を通して 遠くの山裾は いつもより くっきり映っているように見えた。
 思いがけないとは、ここのところの天気予報が二転三転していて、お日様なんか、拝めようとは思わなかったから。 気にしていたのは、雨が降る、降らないで、ゴルフの楽しさが半減してしまうからだ。
 
 私は、初めて最終組でまわってみることにした。
 土曜日なのに、ずいぶんゆっくりと廻れるこんな季節に今日は感謝して、静かな深い森の中を 私達は子供のように はしゃいだ。
 もう、紅葉は落ち去り、キャディさんの口紅と、  null   二つ前の いくみの蛍光ピンクが null   やけに目立っている。
 突然、左の丘にふわふわの白い兎が飛び出した。 違うホールでは、リスが大きな尻尾で舵を取って太い幹を駆け上っている。 そういえば、鳥たちの鳴き交わす声も夏場とは違っておとなしくなっている。 ただ、啄木鳥の作業だけが、ものすごく大きな音で、高い空に抜けていった。
 素晴らしい、最終ラウンドが繰り広げられて行く。