June 21, 2007

火星移住計画について

 シャワーの濡れた身体を乾かしながら思い出した。我々の遠い祖先が、やはり 『どこか遠い星』から移住してきたことを。
 今又、命の終わりが見えてきた地球が本当に死んでしまう前にと移住計画は進められ、その間に合わせのようにエコライフの推奨がある。
 これから産まれる子供たちは、それが当たり前のように大人になったら次の地球に移住していくんだろう。
 もし私が長生きをして100歳になっていたら、婆ちゃんはこの青い星を看取ってから魂のふるさとに帰るよ。そうして、何時の日かその星に下りていく。それまで、みんなと力を合わせて素敵な星にしておくれ。

 なぜか、そんなことを思った。生まれる前の記憶をすっかり忘れてしまっていたが、なにやらとんでもなくボケラーとしているときに断片的に思い出すもんだ。
 私は子供や孫たち、もっとさきの者達のために少しでも地球の延命治療をしようと思った。

 ねえ、笑う?
 おかしいかなあ?